「のだめ」な話

2007年7月11日 (水)

「のだめ」ドラマが続編決定

「のだめカンタービレ」のテレビ続編が放送されるそうです。
放送は来月くらい・・・?
と思ったら来年の新春特番枠とのこと。
テレビの世界って忙しいですね。

以前の記事に書いた通り、太鼓屋は原作をまったく読んでいません。
なので、舞台がパリと聞いてちょっと驚き・・・。
(真澄ちゃん出ないのかなぁ)

またまた大ヒットするのでしょうか?
今度は何の曲が使われるのでしょうね。
原作に詳しい人に聞いて、今から練習ですよ皆さん!
(ちなみに八景フィルは来年の曲目決まってます・・・)

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2007年7月 3日 (火)

「のだめ」18巻

「のだめカンタービレ」18巻の表紙はトライアングル。
ノースリーブ(?)でトライアングル叩く姿にちょっと萌え・・・。
20年以上太鼓屋やっていますが、萌える楽器だったとは知らなかった〜。

表紙に出てくる打楽器は他にないのか調べたら、14巻がティンパニ、16巻がマリンバでした。
14→16→18巻と来ているので、次は20巻か?

去年のドラマを見ただけで、単行本は未読です。
誰か貸してくれないかなぁ。




のだめカンタービレ #18 (18)


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のだめカンタービレ #18 (18)


著者:二ノ宮 知子

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発売日:2007/06/13

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2006年12月19日 (火)

芸が細かい「のだめカンタービレ」

「のだめカンタービレ」・・・
結局ハマってしまい毎回楽しく見させてもらっています。
次回最終話なのが残念です。最後の公演ではベト7やるようですね。

ベト7のシーンでオっと思ったのが、千秋が手にしたスコアでした。
以前の記事で、千秋が手にしていたのは「ベーレンライター版」と書きましたが、今回手にしていたのは「ブライトコップフ版」。

芸が細かい!

一体いつ入れ替わったのでしょう?

第1話で千秋が持っていたのは、独学の為に購入したものでしょうね。
これが「ベーレンライター版」。

Sオケで7番を振ることになった際に使用していたのが「ブライトコップフ版」だったのでしょう。
気になったので録画分をもう一度見直すと(←ヒマなのか?)、第3話でミルヒーから「ブライトコップフ版」を受け取っていましたね。
話の展開上は「押し付けられた」と言ったほうが良いのかも。

「ベーレンライター版」と「ブライトコップフ版」、同じベト7なのに色々と異なるのは以前も書いたとおりです。
大きく異なるのは、音価(多いのはタイの有無かな)とアーティキュレーションあたり。
これらが違うだけで曲の感じも全然違ってきますし、何よりも弦楽器はボウイングに直結してしまいますから、無視できないのです。

「ブライトコップフ版」とは、ブライトコップフ&ヘルテル社というドイツの老舗楽譜出版社が発行したベートーヴェン全集のこと。このブライトコップフ&ヘルテル社って創業が1719年、何とJ.S.バッハ存命中からドイツで音楽出版を行っていたという老舗中の老舗です。

その老舗が長年「定番」として発行していた譜面は、じっさいは多くの間違い(写譜ミス)が存在することが指摘されていましたし、20世紀になってベートーヴェンの遺品から楽曲解釈上の重要な事実が発見されたりして、「本当のベートーヴェンに非ず」と公然と言われる様になってしまいました。

でもそのお陰で、多くの名指揮者が独自の解釈で譜面を補完して様々な名演奏を残し、これらの解釈上の差異を聴き比べるのもクラシックの楽しみだったりするのです。

そうは言っても、「素顔のベートーヴェン交響曲」を知りたくなるのも事実。

そこで、いちど全部リセットしてゼロから見つめ直してみようぜ〜!

ってな具合で、最初から譜面を起こしたのが「ベーレンライター版」です。
敢えて「原典版」と呼ぶ人も多いですね。
と言っても作曲者自身は大昔に他界しているので、結局は残された資料を基に譜面を起こしなおしたのですけど。
何しろベートーヴェンの自筆譜面は本人以外は解読不能ですし、それも完全には残っていない訳ですから・・・。

一時期、ベーレンライター版で演奏するオケも多かったですね。
そもそもアマオケだと原典版云々より、奏者の技量の問題でやむを得ずボウイングを変えたりするケースも多いですが・・・。

さて、ドラマで千秋はミルヒーからベト7を押し付けられて、1週間で曲を完成させなければなりませんでした。
登場人物設定で千秋はしっかり譜面を読むタイプですから、ベーレンライター版で完璧に譜読みを終えていたはずです。(暗譜していても不思議でない)
ミルヒーから渡された&オケメンバーが使っていたのはブライトコップフ版、最初はやりづらかったでしょうね。

スコアが違えば譜めくりのタイミングも異なるので、慣れないスコアで指揮するのって結構苦労するんですよ〜。

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2006年11月24日 (金)

「のだめ」を見たらスコアを読もう

「のだめカンタービレ」第1話をいまごろ見ました。
作中で流れるのはベートーベンの交響曲7番。
ドラマがきっかけでCDを買われた方も多いのでは?

聴いてみてどうですか?退屈ですよね?
ええ、無理しなくても良いんですよ、私だって真面目に聴くのは正直言って退屈です。

聴くだけじゃ面白くないですから、ここは一つスコアを買ってみてはいかがでしょうか?
スコアってあれですよ、千秋が常に持ち歩いていた指揮者用の譜面。
ドラマで彼が手にしていたのは、紫色の表紙のベーレンライター版でした。

「千秋様と同じ楽譜」

どうです、玉木ファン・のだめファンなら欲しくなってきたでしょう。
銀座のヤマハ楽器あたりなら購入可能です。

一冊¥10,000くらいだと思います、一万円ね。

予算が厳しい方には、国内の版元だともっと廉価なスコアがあります。
全音や音友(音楽之友社)のポケットスコアなら千円くらい。
こちらは街の大きな楽器屋さんなら大抵置いてあるかも。
スコアの文庫版といったところですね。これなら挫折しても懐は痛まないかな。

ところで、クラシックの楽譜というのは、同じベートーベンの7番であっても出版元によって微妙に記譜が異なるのです。
このあたりは、詳しい人が調査結果をWebで紹介してくれたりしていますので、興味のある方は検索してみてください。

さて、スコアとCDを準備したら早速聴いて読んでみましょう。
指揮者が使う譜面ですから、全部のパート(楽器)の楽譜がページ一杯に書かれています。
初めてスコアを読むときは、無理せずに第1ヴァイオリンの音符を追いかけるのがお勧めです。
第1ヴァイオリン、コンマスのパートですね。
ページの下から4段目に書かれているはずです。
※全音や音友のスコアだと下から5段目かも知れません。

1楽章、途中から曲が速くなりおなじみの第二主題、ドラマのオープニングのメロディが聞こえてきましたね。
えっ!? 譜面の場所が迷子になりましたか・・・。

まぁ気にしないでください、よくある事です。
本物の指揮者だって途中で迷子になるのは年中ありますよ。
もっともプロの場合は、それこそ暗譜するくらい譜読みするので、平然と2〜3ページめくって直ぐにリカバリするのです。

そうそう、ページをめくるときは左手でめくる癖を付けておきましょう。
何故かって? そのうち分かりますよ(笑)。

2楽章と3楽章、多分ドラマでは出てこなかったのでは?
退屈だったら、即座に飛ばしましょう。
修行じゃないんですから無理しないことが肝心です。
(個人的には2楽章が一番好きなので聴いて欲しいんですけどね)

4楽章、定期公演で感動のフィナーレを迎えた場面ですね。

どうです?元気が出てくる曲ですね。
音楽って素晴らしい、と言うより人生って素晴らしい、生きるって素晴らしい!と思えてきませんか?

この交響曲7番は「リズムの交響曲」なんて言われたりします。
1〜4楽章を支配するのはリズムの主題です。ロックを聴くようにビートを感じてみてください。

そろそろ気がつきませんか?
右手が寂しいことに。

さあ! 台所へ行ってお箸を持ってきましょう、出来れば「菜箸」がベターです。
電車の中だと周りに迷惑ですから、家に帰るまでちょっとの我慢。
職場で聞いている場合は、間違ってもボールペンなどを手にしないように・・・。

曲を聴きながら、ドラマの登場人物が頭の中に浮かんでくることでしょう。
ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、クラリネット、ティンパニ。

この人たちをどういう色に染めようか・・・?

これが指揮者の醍醐味なんです。

まぁ、ドラマの劇中人物を実際に指揮することなんて不可能ですから、所詮空想、妄想の世界です。
でもこの程度で満足していた方が良いですよ。

実際に指揮をすると理想と現実のギャップに打ちのめされるのです。
自分が求める音楽と、奏者のレベル。
・・・そして、自分自身の腕に。

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2006年11月19日 (日)

指揮者が見た「のだめカンタービレ」

「のだめカンタービレ」ようやく観ました。
10月は異常なほど忙しく、番組のことも自分で紹介した記事の事もすっかり忘れておりました。
録画というか、偶然YouTubeで発見したものでして・・・(いいのか?こんなこと書いて)

俳優がピアノを弾いたりするシーンは映画やドラマでよくありますけど、指揮をするというのは難しいですね。
いくら芝居の役作りといっても、指揮の振り方を勉強するには膨大な時間を要します。
「なんとか見てられるかな」というレベルにするのが限界なのでしょう。
殺陣なんかと違って他の番組でも使える技能じゃないですし。

玉木宏が演じるのは学生役なので「学芸会風情」のタクトも良いでしょうけど、

「海外から呼んできた世界的名指揮者」

のタクトが学芸会レベルじゃヤバいです。
が、そこは竹中直人。

指揮者の真似事に精出すくらいならいっそのこと、

「最初からぶっ壊れた指揮者にしてまえ〜」でしたね。

尋常ならぬ壊れっぷりは引きまくりました・・・。

テレビを観た普段オーケストラと縁のない人々が、

「指揮者って皆あんななの?」

と思わないか心配になり・・・ませんね。
私の周りにもエロ爺、キレ棒・・・大勢いらっしゃいますから。(汗)
(まともな人も多いですけどね)

ひとつだけ気になったのが、玉木が合奏を途中で止めるシーン。
大声を出して止めるのですけど、こういう指揮者はあまり見かけませんな。
曲を途中で止めるのは結構勇気が要るので、「止める」以外の動作をする余裕がないんです。

中断の指示は実際の指揮者もあまりバリエーションを持っていないですね。大体2〜3パターンくらい。
派手な人でも、
「手や指揮棒をバンバン叩く」
くらいかな?

私の場合だと、
・左手を大きく挙げる
・そのまま指揮を静止
この2パターン、無意識で他の挙動もあるかもね。

止まってから声を荒げるというのは良くある事です。
が、止める時に大声だと奏者もかなり反発(或いは萎縮)してしまうのでは・・・。

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